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『Tower of Celestial Gaze Riot』 参加者一覧〜みんなげんき〜

ルール

概要〜くわしいせつめい〜 要約〜とどのつまり〜

獣〜あるいは美貌持つもの〜

グレンデルヒ・ライニンサル メテオラ 沼女 ヒーローソード ナイトシュリーカーの女 六娘祭 撃鉄 フィアマ デスキャベツ ヌ まくろ=こすもす=りーん リジェネレイト・スライム 屠殺彦 ザリス

ストーリー〜闘争と洛揚と〜

プロローグ〜予言と伝承〜(5/9更新) 始まりの死。〜序曲〜脱落1 (5/10更新) ある言霊〜すべての始まり〜脱落2 獣欲〜人の叡智〜 flamma〜ある少女のこいのはなし〜 王者陥落〜あるいは予定調和〜脱落3 少女と獣〜最強と最弱〜(5/11更新) 一角獣〜ある…

Tower of Celestial Gaze Riot  

参戦表明 :落日〜限りなく匿名に近いコテ〜

質疑応答

「説明してもらうよ、全てを」 まくろの手にした刃は、その背丈に数倍する体格の女の喉元に突きつけられていた。大柄なその女の名前は、存在しない。 その手には巨大なサーベル。剣の銘を、ナイトシュリーカー。 名無しの女は、剣の銘そのままにナイトシュリ…

第五の獣〜ナイトシュリーカーの女〜

時の獣。咎を殺す獣。その刃はあらゆる罪を洗い流し、ただ風のように唐突に現れ、消えていく。 諦念と忘却を司り、万人の意識からその存在が忘れられた時、突如として現実に浮上し、圧倒的な幻想と旋風で世界を満たしていく。

本当の脱落者

ヌの刃は、狙い違わず剣華、六娘祭の心臓を貫いた。 完璧なバックスタブ。斬撃のシンプルにして強力な一撃はどんな奇跡の介入も許さず、少女の命を奪っていた。 いた、筈だというのに。「何故」力を失った矮躯がよろめき、背後へと重心を移し、 「どうして、…

numb

それが自分にとっての奥義であると、ザリスはその瞬間、確信していた。 全身を高ぶらせ続ける、下半身の胎動。だがそれは、今やザリスの心のあり様を根本で支える原動力になり始めていた。 熱を基点とする、発熱を常態とする精神。 鼓動が加速する。それでい…

numb

第六の獣〜六娘祭〜

怒れる一輪、剣の華。たとえ致命傷を受けても返す刀で相手を八つ裂きに切り刻むカウンターの名手。演じるのは断罪の獣。 弐つの刃が処刑を執り行う。http://hwm5.gyao.ne.jp/laevatain/character/rokujoumatsuri/1.html

義憤

女は焦げ付いた床を踏みしめて、見た。その光景を、見た。 焼け焦げ、未だ死に切れず苦悶の声を上げる意思ある植物、ナーナーたちの残骸を。 肉の塊と化して、野ざらしのままになった沼女の無残な姿を。 六娘祭は、その光景をしかと見た。 もし。 もし仮に、…

ワンダリング・チェイサー

魔女である、とされる前提条件として、魔法魔術の類が使えるというものがある。 この点において、ザリスはこの定義には当てはまる。 ザリスの扱う車椅子は車輪のシャフトを中心として放射状に鋼の支柱が張り巡らされており、それは魔術の基礎円陣(エンジン…

フィアマの空、屠殺彦の夏

「それでも、あなたが、」鮮血が、視界を染め上げる。 それすらも、圧倒的な熱の前に刹那の間に蒸発して。「やっとわかった、屠殺彦のこと。だからもういい。だいじょうぶ。へいき」 「フィアマ?」 「わたしは他の人なんか知らない。みんな死んじゃっても知…

ゆらゆらと揺れる泉の彼方

ヒーローソード=屠殺彦は静かに歩みつつ、妙な事になったと煩悶を続けていた。 背後には、今にも切りかからんばかりに敵意を漲らせてこちらを睨みつけるかつての好敵手デスキャベツと、そのデスキャベツを嫌悪の目で見つめつつ牽制し、屠殺彦に明らかな好意…

殲滅直線

死が。直上より振り下ろされる鋭利な、そして避けがたい鋼の一撃を前にして、ザリスは暢気にも全く別の事を考えていた。 その事柄とは、先ほどからザリスの下腹部を熱く疼かせているあるひとつの衝動である。トイレに行きたい。すなわち、彼女の膀胱は極めて…

僕と魔女式黙示録

ヘクセン達が用いる魔法陣は常に六虻星である。 彼女らの通称は、6の意味を持つヘキサから取って名付けられた。

炎上

燃え盛る炎、立ち込める黒煙と熱気の向こうから、恐るべき速度で迫り来るそれの気配を察知すると、臥せて沼女を誘い込んだヌはいよいよ決断を迫られた。 沼女の作戦とメテオラの進路を予め把握していたヌは両者を激突させ沼女を間接的に滅ぼす作戦を実行に移…

第三の獣〜沼女〜

執念と覚悟。勝利するために必要な事を理解し、その重さを受け止めて実行することが出来る強靭な精神を持つ。 予選において最も多くの敵対者と相見えた実力者。演じるのは悟性の獣、本来は刃を持ちながら刃を用いぬ穏やかな獣。 http://hwm5.gyao.ne.jp/laev…

激進

ナーナー。 ナーナー。悲鳴のようなものを上げつつ炎上する、一面のナーナー畑。 ナーナーの群生地である星見の塔の庭部で、沼女は火炎を撒き散らしながら周囲を警戒し続けていた。 本戦に備えて、予選時に打倒したナーナーを捕獲、栽培していた沼女は、早々…

妨げるもの語りて曰く、

「王、超越獣カッサリオは天地を掌握する万能の一角を持ち、隕石獣マークシフは世界を統べる摂理を識る全知者、そして無為なるダーナは伝承の中では全くの意味を持たない」 このように、と無数の手が広げられ、大仰な手振りが花を開くように視点を一箇所に集…

美姫レストロオセ

伝承に拠れば。 19の獣の中にあって異端、獣ならざる美貌を持つ少女の姿をしたソレは、類希なる魔術の才を有していたという。その業は既に人の身で為しえる限界を突破し、超越し、やがて死の枷を外しうるほどにまで高められたという。 撃鉄の、ザリスの動体…

第六の獣〜ねこ☆ぱんち♪そぉど〜

にゃああああ。

第十一の獣〜ヌ〜

逆巻く虚言。奈落の番人。死者を裁き、欺き、地獄に落として嘲り謗る。 その名の意味は妨げを意味し、つかさどる獣の名は使役を意味する。多相獣を演じるが故に、その役割は複数の獣を兼ね備える。 http://flicker.g.hatena.ne.jp/Niv-Mizzet/20080511/p1

黄泉帰り

まくろ=こすもす=りーんが目を覚ますと、そこは霧に包まれ、空から紫色の光がうっすらと差す奇妙な世界にいた。 自分は死んだはずだと、彼女は冷静に思考していた。自分は戦闘時の昂揚によるミス、致命的な失態を晒し、背後から攻撃を受けて死んだ。それが…

巡る必殺

ザリスは、己の固有能力(ユニークスキル)に巡る必殺(ワンダリングチェイサー)という名前を付けている。 幼少の砌、足先が落雷に撃たれた瞬間、感電死を防ぐため咄嗟の判断で両足を切り落として以来、ザリスは車椅子での生活を余儀なくされていた。 しか…

血の雨

遡る事、数分前。 巨大なる怪異、リジェネレイト・スライムの包囲攻撃によって長期戦を強いられる事になった進撃のメテオラは、絶え間ない頭痛に苛まされていた。 前進と殴打以外の一切の行動が出来ず、また考える事のできない不滅の骸骨メテオラは、殴って…

仮面

響き渡る叫びに振り返ったフィアマが見たものは、凄まじい形相で倒れ行く少女と、倒れ臥した少女の頭に追い討ちの剣を突き立てた男が荒く息を吐いている場面だった。 がばりと顔を上げて男が叫んだ。 「無事か!?」 誰が?!などと返す余裕も無しに男がフィ…

襲撃

まくろ=こすもす=りーんは、その身を濃霧の中に隠して密やかにその機会を窺っていた。 屠殺彦とフィアマの邂逅時点で、まくろは既に両者が激突した結果生き残るのは高確率で屠殺彦であろうことを予測していた。 全参加者の能力、戦術、性格などを加味した…